最近Prime Videoで久々に三国志のドラマを観ています。
おはようございます。六弦A助です。

三国志Three Kingdoms

こちらの作品ですね。
私は昔から歴史ものが大好きで、実はこのドラマを観るのも何度目かだったりします。

歴史は物語として面白いだけでなく、人を知る学問という側面もあります。
歴史は概ね繰り返されていますが、時代は違えど人の行動や考え方にあまり大きな変化はありません。
つまり、歴史を知れば知るほど人についての理解も自然と深まると言えるのではないでしょうか。
例えば私が三國志から得た教訓のひとつとして、このようなものがあります。

 ひとは自らの傲慢さによって身を滅ぼす 

三国志には魅力ある様々な人物が登場しますが、他人に対して傲慢な態度をとりがちな人物は、みな長生きしていません。
ちなみにここでいう傲慢さとは以下のようなことを指します。

  • 他人に対して礼を欠いている
  • 感謝や謝罪の言葉がすぐに出てこない
  • 人の意見を素直に聞けない
  • 状況ではなく、自らの感情を優先してものごとを考えている
  • 言い訳が多く、失敗をひとのせいにする
  • 実より名を重んじる

などなど。挙げ始めたらきりがありませんが、ひとことで言うなれば自分のことしか頭にない人が該当します。
ではなぜ彼らが自らの傲慢さで身を滅ぼすのかと申しますと、そもそも周りから人がいなくなるからなのです。
時間が経つにつれ、まともな人ほど彼らと距離を置くようになります。
人はひとりで生きているわけではなく、様々なものの恩恵によって生かされています。もちろん目に見えるものばかりではありません。
人は生きている以上、最低限度の生活と身の安全が保障されていれば誰かの役に立ちたいと考えるのが一般的です。そうして人と繋がることで和が生まれ、それが健全な社会を形成していきます。
そのような中で、自分のことしか考えていない人が和を形成し、それを維持して行くのは至難の業と言えるでしょう。
そんな彼らに「少しでも変わるきっかけになれば」と世話を焼くのは間違いなのでしょうか。

何かの本に書かれていました。
人の本質は変わらないので、人は他人を変えることはできない。変えようとするだけ無駄だから放っておけと。

コロナ禍が明けたらジョブ型雇用の波と増税を契機にいよいよ本格的な格差社会が到来しますが、他人の声に素直に耳を傾け、感謝を忘れず、礼節を重んじていれば、ただ生きているだけであらゆることから自然と学ぶことができるので、誰もがこれからも変わらず幸せに生きて行けるでしょう。
そのためにも日ごろから歴史に学ぶ姿勢を忘れず、毎日をよく生きたいものです。