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月: 2019年11月

ありのままの姿と美のあり方

こんばんは櫻井アンナです。
最近はジム通いが習慣になってきていたのですが、それに合わせて身体に関することを色々調べていると、
ちょくちょく「ボディポジティブ」といった単語を目にするようになったのです。
どうやら欧米からムーブメントが起こっているらしいのです。
ボディポジティブとは、「自分のありのままの体形や見た目を受け入れる」といった意味で、初めて知ったときはとても前向きですばらしいといった印象を受けていたのですが、最近では痩せすぎはいけないとか、従来の美の基準自体を非難する傾向にあるそうです。
私はプラスサイズの美があるのなら、従来の美があっても良いと思うのです。

そもそも美の基準は、時代によっても変わるものですが、それぞれの時代において希少性が高く、また維持するのが難しいものである場合が多いので、人が本能的に憧れる部分から生まれた様なものなのです。
(食べるのにも困るような国ではプラスサイズの方の方が好まれますし、裕福な国ではスレンダーな方が好まれるというのはよく聞く話ですよね。)
美の基準はメディアや企業が経済活動を推し進める為に作り上げた形だという人もいますが、それは逆で、人が求めた形が先にあって、そこにビジネスチャンスを見出した企業が飛びついたというのが正しいのではないかと思うんです。

さて美の基準についてふれてきましたが、本当に言いたかったのは多様性を受け入れられる広い心を持って欲しいというところなのです。
細いのが好きな人もいれば、プラスサイズが好きな人もいる。
どちらも非難せず認め合うそんな世の中になって欲しいと思うばかりです。

それでは皆さま今夜はこの辺で、またブログでお会い致しましょう✨

なぜ極東 + Gothがテーマなのか

音楽をクリエイティブと捉えるか、それともアートと捉えるか。
産み出す側としてはとても重要な問いだと思います。

こんにちは。六弦A助です。

最近はいくつか重なっていた外注案件をようやく半分提出し終え、並行して冬の新譜制作にも入っております。
先日のブログでも少しお伝えした通り、今回の新譜のテーマは「極東 + Goth」となっております。
極東というのは、いわゆるアジアの中でも日本や中国、朝鮮半島、タイなど、この辺りの周辺国のことを指しています。

一見してGothとは何の縁もない地域のように思えますが、それはあくまでもファッション的な視点から捉えた側面に過ぎません。
本日はこの辺りについて、つまり「Gothって何?」というところをお話しして参りたいと思います。

まずはGothの定義について触れて行こうと思ったのですが、現代ではかなり曖昧なイメージとなっています。
ですので、ここでは分かりやすく特徴を簡単に抑えて参りましょう。

Gothの特徴

    • 黒を基調としている
    • 死や退廃的なものに美を見出している
    • ポジティブではない
    • 閉塞感が漂っている
    • 必ずしもクラシカルであるとは限らない
    • 薔薇や悲劇は特にGothとは関係がない
    • 異端的である
    • ゴスロリはGothではない
    • お茶会は開かない
    • クラブに行くと、必ず角を生やした人がいる
    • 音楽の世界ではバウハウスなどのポストパンク、ダークウェイブからの影響が多少なりともないと、割と “もぐり” だと思われる
    • 派手な格好をしている人ほど内気
    • 受動的な人が多い
    • 仲間意識が強く情に厚い人が多い
    • 猫好きが多い
    • 魔女を自称する率の高さ
    • イベントのオール明けに牛丼を食べる率の高さ
    • インナーはだいたいユニクロ
    • 隠れGothの人はだいたい小物アクセサリーでバレる
    • 横の繋がりがすごい

以上が私が独自調査して分かったGothの特徴です。
色々と挙げましたが結局何が言いたいかと言うと、白とか明るい雰囲気のものはGothではありませんよと、そういうことです。
昔は「和ゴスなんて認めない」と仰る方々が多数派でしたが、最近はそうでもないような気がしますね。

話を戻しましょう。

今回の新譜になぜ極東とGothを掛け合わせたテーマを選んだのか。
こちらについてお話ししましょう。

私にとって極東という地域は、全般的に経済発展が著しいように感じます。
日本ももちろんそうですが、経済大国の座において世界第2位となった中国(アメリカに取って代わって基軸通貨の座を狙っている)、1973年から現在へ至るまでに国民ひとりあたり約70倍のGDP成長を遂げた韓国、そして現在経済発展がめざましいタイなど、日本を取り巻く周辺国が次々と大躍進を遂げております。

と、表向きはそうなのですが、その経済発展の裏では取り残された人々が数多くいるのが現状です。
例えばお隣の韓国では急激な経済発展の裏で自殺者数がOECD諸国の平均を2.5倍も上回る(2012年調べ)など、豊かさの基準が上がったことによるひとりあたりの求められる期待値に押しつぶされる若者が急増しているそうです。

かつてアメリカも急激な経済発展を遂げましたが、当時のケネディ大統領がこんなスピーチを残しました。

「わが国の経済は豊かに成長しました。ですが、GDPには詩の美しさも、夫婦の絆の強さも、公に討論することのできる知性も含まれていません。GDPはなんでも測れるようでいて、人生の価値を高めてくれるものは含まれていないのです」

つまり、国が豊かになると、その国に暮らす人々の心は貧しくなるというジレンマを孕んでいることを説いているのですね。
全ての人々がそうなるわけではないでしょうけれど、相対的に見るとそうなる傾向にあるということです。
先進国における社会全体を覆う閉塞感の正体がこれでしょう。

この辺りの話をし始めると「ライフサイクル理論」など、少し専門的な領域へ片足を突っ込むことになりますのでここでは割愛しますが、今回の新譜ではバリバリ踏み込んでおります。
ただ踏み込むだけでは面白くも何ともありませんので、「ではどう考えればよいのか」というところまでを歌詞と楽曲を通じて表現出来ればと考えております。

私たちなりのGothを表現しようとしている、そう解釈して頂ければと思います。
現在3曲ほど同時進行で走らせておりますが、全体の基準となる一曲は既に出来ております。
うっかりプログレになってしまいましたが、これ以降は分かりやすい楽曲構成でまとめようと考えております。歌詞以外。

それでは本日はこの辺りで。

冬に向けて

皆様こんばんは櫻井アンナです。
さて10月はハロウィン楽曲を限定配信いたしましたが、お楽しみいただきましてありがとうございました✨
感想などもいただきましたので、じっくり読ませていただきました😊
皆様からの心のこもったレスポンスは、これから作り上げていく作品の糧にさせていただきますね。

さて10月も過ぎ11月は世間のイベント事も小休止、今月は深まり行く秋の色彩を愛でながら、冬に向けて未だ見ぬ日本とアジアの魅力を盛り込んだ作品を作り上げていきたいと思います。

~追記~
ジム通いもようやく半年を向かえ体もずいぶんと引き締まって参りました❤
特に嬉しいのは肺活量が随分と上がった事です。
皆さまから、ムキムキになるのではないかと若干心配されておりましたが、
栄養学をもとにバランス良く食品を摂取しているので、今のところ順調に身体の構成成分が変わっていっているようです。
冬に向けて歌と共に磨きをかけていきたいと思います。

それでは今夜はこの辺で、寒くなって参りますので身体に気をつけてお過ごし下さい😊

Halloween限定楽曲盛況御礼

掲題の通り、「Terror of Parade」が大変皆様にご好評を頂きまして、大盛況のうちにイベントを終えることができました。
変わらぬご愛顧をいつもありがとうございます。

皆様ごきげんよう。六弦A助です。
11月に入りましたので、そろそろ冬の作品の制作に着手しようと思います。
冬はですね、意外に思われるかも知れませんが六弦アリスとしてはこれまで一度もやって来なかったテーマ、「GOTH」で制作に臨む予定です。

とは言え、ただGOTHを表現するだけでは何も新しくも面白くもありませんので、そこにアジアを掛け合わせて極東の美とデカダンスを高次元でスタイリッシュに表現しようと思っております。
既にコンセプトも固まっており、ジャケットなどのデザイン案も出し終えており、あとは実際に作ってみるだけというところまで来ております。
これまでで最も美しい作品となるよう、気合い充分で臨みたいと思います。

本日はこの辺りで。
いつもありがとうございます。