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月: 2021年5月

モネといえば睡蓮ですが、

こんばんは櫻井アンナです。
今夜は月食が見れると思ってベランダハーブ園から空を眺めていたのですが、みなさんがTwitterでUPされている様な赤い月を見る事は叶わないまま、水音だけがサワサワと耳をくすぐるのでした。

この水音はモネの睡蓮をイメージしたビオトープから生まれるもので、つい先日こちらに設置したばかりだったのですが、宵闇の空間も清々しく演出してくれていました😊


ビオトープに使った鉢の素材は


ビオトープに使っている水鉢は直径36㎝程のテラコッタ素材(レンガ色で土を素焼きしたもの)をチョイスしました。
素焼き鉢は表面から水が少しづつ染み出し、真夏の水温上昇時には気化熱を利用して水温を下げてくれる特徴がありますし、なにより洋風テイストなのでベランダハーブ園のコンセプトにもマッチさせることができました😊


小さな水辺に無数の睡蓮を植えるのは難しい


ようやく気に入った鉢が見つかり喜んでいたところに一つの問題が浮上してきたのです。
今回はミニチュア版のモネの睡蓮を目指していたのですが、普通の睡蓮をそのまま小さな水鉢で育ててしまうと葉が大きすぎて、水面に漂う無数の睡蓮の葉が演出できないのです🥺
代わりに似通った雰囲気のものはないかしらと、調べているうちにアマゾンフロッグピットという小さな浮草が見つかったのです。
この浮草ですが、なんでも睡蓮に似た小さな花を咲かせるそうなので、良い感じに水面に華やぎを与えてくれそうです♪

そして水辺の環境が整った所に起こしいただいたのは、池を優雅に泳ぐコイならぬメダカさんです。
池のミニチュア版と考えると
睡蓮→アマゾンフロッグピット
コイ→メダカ
モネの絵には魚は描かれていませんが、あの美しい池にもきっと悠々と泳ぐ魚がいたはずなので、ミニチュアの池にもメダカをお迎えしました。


流れ星の様なメダカ達


最近のメダカは凄く綺麗になっていてお迎えする時は驚いてしまいましたね。
画像では色がうまく映らなかったのがちょっと残念なのですが、白のラメの上にエメラルドグリーンやほんのりパープルを帯びたものもいて、小学校の頃飼育していたメダカとは別物みたいです💖
ただ一匹だけお迎えした頃から赤い斑点が出ていた子がいて、その子は現在治療中。
なんでも赤斑病というそうで、この原因菌はあの有名な人食いバクテリアの一種なのです。
人食いバクテリアと聞くととても恐ろしく感じますが、実はこの菌ニンニクで殺菌できるので今は、お塩とニンニクを入れた治療水の中で一匹優雅に泳いでいます。

魔除けの王道


お塩とニンニクというとまるで味付けをされているようですが、古くからお塩やニンニクは魔除けとして使用されてきた歴史があるだけにその効果は絶大ですね。
まだ菌が見つかっていなかった頃からこれらを使うと、腐らないといった事が知られていたので(菌=病魔)から退けてくれるといった事から魔除けになっていったのです。
ニンニクには保存食を作る時など、よくお世話になっていますが、優れた防腐効果があると感じます。
治療中のメダカも治ったらビオトープに合流させたいと思います😉

それでは今夜はこの辺で、またブログやSNSでお会いいたしましょう😊

ジムから家トレにチェンジ

こんばんは櫻井アンナです。
各地でコロナの変異種感染が広がりつつあるといったニュースが連日報道されていて、不安な日が続きますね😿
これまでは緊急事態宣言が出される度に休会をして、その間だけホームトレーニングに切り替えたりと、手段を変えながら体力作りをしていましたが、どうやら今回の変異種は感染力と致死率が上がっているみたいなので思い切って6月から完全に家トレにチェンジする事にしました。
ただジムも通い続けて丁度2年になるので、走り込んで肺活量アップに努めてきた日々を思うと離れてしまうのがちょっと寂しいんですよね😢
いつ終息するか分からないコロナで、思うように活動できない日々が続きますが、いつか会える日を思って、いつでも歌えるように、家でのトレーニングも頑張りたいと思います。
体力的なトレーニングももちろんですが、こういった時は自らのセンス磨くにも良い時期だと思うので、こちらも重ねて頑張りますね😉

それでは今夜はこの辺でまたブログやSNSでお会いいたしましょう😄

神々の啓示

この春の連休は、室内に人々を閉じ込めるために、日本の神々が嵐や雹を呼び起こしていたのかしらと、首を傾げてしまうぐらい変わりやすいお天気でしたね。

お昼を少し過ぎた頃ベランダから外を眺めていると、一部の空が真っ黒でそこから灰色のモヤが地上に舞い落ちる瞬間を目にしましたし、日が落ち始めると、薄紫色の雷の軌跡が夜空を彩っていました。
これはもう外に出てはいけないといった啓示なのかしらと思って、おとなしく室内で雷ショウを楽しみながら、早速いつものように制作やメンテナンス、春から夏にかけての準備などを進める事にしました。


梅雨に入る前に


本格的な梅雨入りはもう少し先ですが、湿度の高い日が続く前に革小物のメンテナンスをすることにしました。

綺麗に汚れを落とした後レザーオイルをすり込むと、パサついた表面にも艶が戻り、本来の姿を取り戻すのですが、ほんのり深みが増してゆくレザーを見ていると、なんとも言えない満足感があります。
革小物は作るのも楽しいですが、革好きにとってはお手入れも楽しみの内なのかなと思いますね。


春はハーブの成長期


春はハーブも大きく成長する時期なので、ベランダハーブ園で使用する肥料といいますか、中和剤の様な物を作りました。
アルカリ性を好むハーブの為に卵の殻を焼いて石灰の代わりになるようなものを作っていました。(※日本では土壌が酸性に傾きがちなので、石灰質のものを混ぜる事で土壌を中性~アルカリ性に近づける事ができる。)
焼いておくと分解されるのも早くなるそうなので、焼いてから乳鉢で細かくすりつぶしハーブの根元に漉き込みます。


言葉を持たない物や植物


植物も物も人間に聞こえるような言葉でアピールする事は無いのですが、植物は葉色や芽吹き方で私に今の状態を分かりやすく教えてくれますし、革小物もそろそろ「お手入れしておくれよ」と乾いた質感でもって、今の状態を私に伝えてくれます。

ただ人は言葉を持つがゆえに、発言する内容と気持ちが真逆であったりするので、とても分かりにくくそれが原因で関係が拗れてしまうことがあったりしませんか?
「天邪鬼」として具現化までされたこの状況は、憑りつかれてしまうと大変な事になると、昔から知られていたのでしょうね。
人も植物達の様に素直に生きるとこができれば、もっと穏やかに生きる事ができるのではないかしらと、ローズマリー越しに見える雷の光を眺めながら思うのでした。

さて今夜この辺でまたブログやSNSでお会いいたしましょう。

Dark Governance Code

文化芸術の発展に資する作品づくり

文化芸術に対して真正面から向き合うような活動をしていると、そのどこかで必ず社会問題と対峙するような機会が訪れます。
なぜなら文化芸術とは、古来より社会の在り様や思想を表現してきたという歴史があるからです。
絵や音楽、文学や演劇に至るまで、それらすべてが社会に生きる人々の葛藤や思想を描いてきました。
だから文化芸術に多様性が見られるなら、それは人々の考え方や捉え方もまた多様であり、それだけ社会が平和で成熟している証とも言えましょう。

こんにちは。六弦A助です。

先ほども申し上げましたように、文化芸術はその時代を生きる人々の思想や信仰、葛藤などを表現するのが一般的です。
その中でも学術としての側面をできる限り削ぎ落して、相対的に誰もが容易に楽しめるようにしたものがいわゆる娯楽としての文化芸術で、一般に「エンタメ」と呼ばれるものです。
おそらく多くの人にとって最も身近な文化芸術は、この「エンタメ」なのではないかと思われます。


先日、文化庁が実施していた芸術活動に関するアンケート調査に答えてきました。
全部で10問程度だったように思いますが、私はそのアンケート内容を見て思わず考えさせられたのですね。
どの質問にも必ず「文化芸術」というキーワードがあり、かつ文化芸術に対して日々どのような意識でどのような取り組みを行っているのかを問うような質問が頻繁に見受けられました。
つまり、文化庁としては文化芸術を「エンタメ活動」というよりも「アート活動」として捉えている、もしくは芸術家にはそのように捉えて欲しいと考えている、という気持ちの表れなのかもしれません。
どちらにせよ日本の文化芸術の発展に貢献する活動なのか、そうでない活動なのかを案外シビアに見ているのは間違いなさそうです。
文化芸術に関わるものとしては、その活動方針に恥じない作品を生み出さなければなりませんね。

とはいえ我が六弦アリスは、昨年から続くコロナ禍による相次ぐイベントの中止で思うように新譜発表の予定も立てられない状況ではありますが、逆に新譜を出さなかったことで発見できたこともありました。
これまで見過ごしてきたものに目が行き届くようになり、新しいサウンドの方向性も固まって参りました。
そして何より、六弦アリスとしては正しい方向に軌道修正するための十分な時間ができたこと。
これはとても大きなことです。
今後は「ダークなテーマ」による一貫した活動形態へと生まれ変わることでしょう。
これまでもそうではなかったかと?
いえいえ、今後は更に一貫して参ります。

これまでにも何度かお伝えしておりますが、新譜の構想は既にできております。
現在アートワークの調整にやや時間を取られておりますが、コンセプト自体は順調に詰めている最中です。
あとは全体のサウンドと歌詞の表現技法に関する方向性さえ決まれば、いよいよ制作のターンに入ります。
ここからはとても速いです。
これまでにないような体験を生み出すべく、日々基礎研究や応用研究を繰り返しております。
Twitterだけ見ていると大して何もやっていないように思われるかも知れませんが。
今はお伝えできるほどの派手な情報がひとつもないのでお許しを。
そのうちドーンと行きます。

ということで、日本の文化芸術に恥じない作品の完成を目指して頑張っておりますので、今後とも応援の程よろしくお願い申し上げます。