眠気を覚ますにはカフェイン、頭をスッキリさせたい時にもカフェイン。
現代生活では私たちに覚醒することを求めてきますが、たまにはゆっくりくつろぎたい時もありますよね。
今日はそんなくつろぎタイムにピッタリな緑茶に含まれる癒し成分「テアニン」についてお話をしていきたいと思います。


テアニンとは


緑茶に含まれる旨味成分の一つで、リラックス効果脳の保護作用短期ストレスの軽減作用がある物質なのです。
このテアニンは日光に当たると、あの有名なカテキンという抗酸化物質に変化するので、お茶の中でも日除けを付けて栽培する「玉露」や「抹茶」の様なお茶に多く含まれています。
またあまり知られていないのですが、この有名なお茶の他にも「かりがね」と呼ばれる緑茶のの部分が多く入ったお茶があるのですが、こちらは普通の緑茶の約2倍のテアニンが含まれているのです。
玉露や抹茶と比べるとお値段もお手頃なうえに、旨味や甘味も強く茎の部分の爽やかな香りも楽しめるので、私はテアニン目的というよりはおいしさ重視で愛飲しています(笑)


テアニンの吸収をUPさせるには


さてこのリラックス効果の高いテアニンですが、そのまま普通の緑茶を入れる様に入れてしまうと、同じ茶葉の中に含まれる「カテキン」や「カフェイン」がその吸収を阻害してしまうのです。
この「カテキン」や「カフェイン」は温度が高くなればなるほど水に溶け出すといった特徴があるので、テアニンを沢山摂取したい場合は、茶葉を水出しで6時間ゆっくり冷蔵庫に置いて溶出させると簡単にリラックス効果のある旨味と甘味が強いお茶が仕上がります。
※これからの時期は食中毒の原因菌が活性化しやすいので、湯冷ましを使って水出し緑茶を作るのをおすすめします。


今年の夏は、水出し緑茶を常備してリラックスの夏を過ごしたいと思います。
それでは今夜はこの辺りで、またブログやSNSでお会いいたしましょう。