このところはずっと春の新譜制作に追われておりましたが、ようやく先日音源が完成しまして、あとはデザインが完成すればいよいよ納品というところまで既に来ております。

ごきげんよう。六弦A助です。

C95にて発表した前作「Philosophy of Yggdrasil」が私の中で会心の出来でしたので、今回の新譜制作における争点は、当然「前作を越えられるか」という点でした。
そして今回、それが達成できたかどうかは皆様の感想に委ねるとして、私個人の印象を申し上げるとすれば、メロディ、サウンドともに前作よりもキャッチーであるという点。
加えて人によっては少しクセになるような仕掛けも盛り込んでおり、ここ最近の作品の中では随分と聴きやすい仕上がりになっているかと思われます。
点数で言えば間違い無く90点以上の仕上がりです。
自信を持ってオススメします。

ちなみに表題はこちら。

「Nights of Lights」

 

まずはこちらの作品の簡単な説明からお話ししましょう。


今作は、「狼男」 や 「フランケンシュタイン」 などに代表される数々のホラー&オカルト・カルチャーを題材に、人の内面や本質に鋭く切り込んでいく作風となります。

まず、上記のようなホラー映画を産み出した作者が人間であるならば、それを作った人間は勿論のこと、それを受け入れた人間もまた、それらの怪物と何かしらの共通点があるのではないか、、、という仮説を立てました。
この仮説はおそらく間違ってはいないと思うのです。
なぜなら、人は自分の中に無いものを表現することはできないからです。
加えて自分の中に無いものに共感することもできないからです。
これらのテーマを私たちの日常生活に照らし合わせたとき、それらはいったいどのように置き換えられるのか。
それを表現したのが今作の作風となっております。

リリース日程は4/28。イベントで言えばM3開催日となっております。
M3についての詳細はこちら (※リンク先 M3のページ)

今週末には試聴を含む特設ページを公開できるよう動いておりますので、今しばらくお待ち頂ければと思います。
それではまた。