こんばんは櫻井アンナです。
今夜は月食が見れると思ってベランダハーブ園から空を眺めていたのですが、みなさんがTwitterでUPされている様な赤い月を見る事は叶わないまま、水音だけがサワサワと耳をくすぐるのでした。

この水音はモネの睡蓮をイメージしたビオトープから生まれるもので、つい先日こちらに設置したばかりだったのですが、宵闇の空間も清々しく演出してくれていました😊


ビオトープに使った鉢の素材は


ビオトープに使っている水鉢は直径36㎝程のテラコッタ素材(レンガ色で土を素焼きしたもの)をチョイスしました。
素焼き鉢は表面から水が少しづつ染み出し、真夏の水温上昇時には気化熱を利用して水温を下げてくれる特徴がありますし、なにより洋風テイストなのでベランダハーブ園のコンセプトにもマッチさせることができました😊


小さな水辺に無数の睡蓮を植えるのは難しい


ようやく気に入った鉢が見つかり喜んでいたところに一つの問題が浮上してきたのです。
今回はミニチュア版のモネの睡蓮を目指していたのですが、普通の睡蓮をそのまま小さな水鉢で育ててしまうと葉が大きすぎて、水面に漂う無数の睡蓮の葉が演出できないのです🥺
代わりに似通った雰囲気のものはないかしらと、調べているうちにアマゾンフロッグピットという小さな浮草が見つかったのです。
この浮草ですが、なんでも睡蓮に似た小さな花を咲かせるそうなので、良い感じに水面に華やぎを与えてくれそうです♪

そして水辺の環境が整った所に起こしいただいたのは、池を優雅に泳ぐコイならぬメダカさんです。
池のミニチュア版と考えると
睡蓮→アマゾンフロッグピット
コイ→メダカ
モネの絵には魚は描かれていませんが、あの美しい池にもきっと悠々と泳ぐ魚がいたはずなので、ミニチュアの池にもメダカをお迎えしました。


流れ星の様なメダカ達


最近のメダカは凄く綺麗になっていてお迎えする時は驚いてしまいましたね。
画像では色がうまく映らなかったのがちょっと残念なのですが、白のラメの上にエメラルドグリーンやほんのりパープルを帯びたものもいて、小学校の頃飼育していたメダカとは別物みたいです💖
ただ一匹だけお迎えした頃から赤い斑点が出ていた子がいて、その子は現在治療中。
なんでも赤斑病というそうで、この原因菌はあの有名な人食いバクテリアの一種なのです。
人食いバクテリアと聞くととても恐ろしく感じますが、実はこの菌ニンニクで殺菌できるので今は、お塩とニンニクを入れた治療水の中で一匹優雅に泳いでいます。

魔除けの王道


お塩とニンニクというとまるで味付けをされているようですが、古くからお塩やニンニクは魔除けとして使用されてきた歴史があるだけにその効果は絶大ですね。
まだ菌が見つかっていなかった頃からこれらを使うと、腐らないといった事が知られていたので(菌=病魔)から退けてくれるといった事から魔除けになっていったのです。
ニンニクには保存食を作る時など、よくお世話になっていますが、優れた防腐効果があると感じます。
治療中のメダカも治ったらビオトープに合流させたいと思います😉

それでは今夜はこの辺で、またブログやSNSでお会いいたしましょう😊