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月: 2021年4月

Pink Moonの夜に

昨夜はミニトマトの苗を、月明かりをたよりに植え付けていた櫻井アンナです。
ベランダハーブ園には今まで、野菜を植えた事が無かったのですが、今回は房なりに実るミニトマトを植えてみました。
赤く可愛らしい実を付けるのが今から楽しみです。
ただ少し気になるのはこのベランダで蜂を見かけた事が無いので、受粉してくれるのかちょっと心配で…。

そんな私の心配をよそに、植え付けたミニトマトの苗は月光を浴びながらクスクス笑っているかのように揺れているのでした。

4月の満月は「Pink Moon・桃色月」というのだそうですが、そんな名前を付けられるとピンクの月光を期待してしまいますよね。
(名前の由来はピンクの花が咲くころの満月ということらしいです。)
実際の満月は青白く凛とした美しい輝きを放っていました。

満月の夜に新しく加わったガーデンメイトは、太陽とは違った静謐な光を蓄えて安らぎを得ている様に感じました。
月の光や満ち欠けは人や動物の心にも作用するそうですが、私は昨日の様な月を見ていると、自分自身が透明になるような感覚を覚えます。
これを読んでくれているあなたはいかがですか?

さて今夜はこのくらいで、またブログやSNSでお会いいたしましょう。

真夜中のレザークラフト

欲しいものが、ジャストなサイズと形で見つからない。
そんな訳で真夜中なのにシザーカバーを作り始めてしまった櫻井アンナです。

夜のテンションは駄目ですね。
止めようにも止まらないそんな力がある気がします。
元来思い立ったらすぐ動いてしまう方ですが、夜はその行動力をさらに増幅させる闇の力が働いている気がしてならないのです。

今回はこのハサミのカバーを制作したのですが、手にフィットするように3Dハンドル(ハサミの持ち手の部分が立体的)で作られていたため、カバーもそれに合わせて立体構造に仕上げました。
あともう一つ制約があって、刃がデリケートなのでハトメやカシメが使えないというところだったんですね。
制約が多いとなぜか燃えてしまう私ですが、その結果デザインはこの様な仕上がりになりました。

https://twitter.com/SakuraiAnnaAAA/status/1385553870072385536

「おやこのフォルム何時ぞやで見た気が!」とお気づきの声もいただきましたが、
そう、こちらは以前六弦アリスで出したナイフフォルダー型ペンケースのデザインを、少し改変してみたんですよ😉

あと装飾はこちらのマウスパッドから

どちらもお気に入りのデザインなのでそれらを掛け合わせた結果、ハイブリッドなシザーカバーが出来上がりました😊
革は布と同じ様に縫い合わせて作る物ですが、厚みや性質がそれぞれ違うので、それに合わせて削ったり漉いたり馴らしたり、はたまた乾燥させたりと、布を使った裁縫に比べると工程が複雑です。

ただそういった工程と引き換えに得られるものは大きく、長年使えるのはもちろんの事ですが、経年変化も楽しめる素晴らしい素材だと思います。
今回は自分用に作ってみたのですが、またレザーグッズを作ってほしいという要望もいただきましたので、ちょっと作ってみようかなぁーと思っています😁

それでは今夜はこの辺りで、またブログやSNSでお会いいたしましょう😊

ベランダ菜園のハーブ達・後編

こんばんは櫻井アンナです。
先日はベランダで栽培しているハーブの「ローズマリー」と「ローリエ」をご紹介しました。
どちらも香り高く優れた効能があるハーブ達で大活用しています😄

今回は先日一緒にご紹介できなかった
◆オリーブ(マンザニロ)
◆パクチー
◆クレソン(水辺が好きなので、ソイルに植えて水耕栽培に近い状態で育てています。)
等をご紹介していきたいと思います。


◆オリーブマンザニロ


スペイン語で「小さなリンゴ」を意味する名前が付いていて沢山の実を付けるそうですが、オリーブの木は別品種の木をもう1本植えないと実が成らないので、毎年開花はするものの未だに実が成った事がありません(笑)
もう一本追加しようと思うのですが、なかなか品種が決められなくて、決まったら受粉もさせてみたいと思っています♪
今は葉をお茶などに活用しています。


またマンザニロは枝がよく伸びるので、その枝をリースにしてみたりと、クラフト方面でも使用できます😀

オリーブの葉にはオリーブオイルよりもポリフェノールの「オレウロペイン」がたくさん含まれています。

効能としては抗炎症作用、抗酸化作用、抗癌作用、抗菌作用など、幅広い治療効果があることが実証されています。
のどに違和感などがあった場合のど飴を使うことがあるのですが、カンロから発売されている「ボイスケアのど飴」にもこのオリーブ葉抽出物が含まれていました🙂
オリーブの栽培は紀元前3世紀頃に始まったといわれ、料理にや伝説にも数多く登場するくらい人類に沢山の恩恵を与えてきたようで、私もまたその恩恵に与っています😊


◆パクチー


エスニック料理によく使われる香草で、独特な香りが好き嫌いを分けてしまうハーブですが、クセのあるものに心惹かれてしまう性格でこのハーブも大好きになってしまいました。
魚醤(魚で作った醤油)等を使う料理にもこのパクチーがよく使われています。
葉と種を食用にするのですが、種は葉とはまた違った風味があり、ピクルスやカレー等に使用されます。

効能 種に健胃、駆風の効果があります。
花が咲くころになると葉が硬くなり風味が落ちるので、切れ込みが深い葉(花芽が出てくる合図の葉)が出てきたら急いで収穫します。

油断しているとたった一週間ほどで、花芽が出てくる合図の葉が出てくることも…😆

◆クレソン


日本では明治時代に宣教師が持ち込んだとされ、日本各地の水辺で自生しています。
栽培はとっても簡単で私は赤玉土や、ソイルに植え込んで半ば水耕栽培の様な形で栽培しています。

日本ではお肉の付け合わせとして使われる事が多いクレソンですが、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の機関誌「Preventing Chronic Disease(慢性疾患を予防する)」の2014年6月5日号に発表された研究結果では第1位にクレソンがランクインしていました。
なんだか付け合わせにしておくにはもったいない結果ですよね。
私は沢山の野菜をふんだんに使用し、その上にお肉や卵ナッツ等を加えたパワーサラダのアクセントに加えても美味しく食べられるんじゃないかなと思います。
沢山栽培して炒めるといった調理方法もあるのですが、そうすると失われてしまう栄養素もありますし、体に良いので生だとその効能を全て享受できるのが嬉しいですよね。
効能 利尿、去痰、健胃、造血、解毒、解熱などが知られています。

こうやって育てている植物をご紹介していると、どれもこれも薬効のあるものばかりな気がしてきました。
最早ベランダ菜園ではなく薬草園に改名しても良いかもと思ったり😁
春になるとフラワーショップに沢山のハーブの苗が出回るのでまた何か追加してしまうかもしれませんが、
薬効のあるお茶やスパイスブレンドをして、ボディーメンテナンスにも役立てていきたいと思っています。
それでは今夜はこの辺りで、またブログやSNSでお会いいたしましょう。

ベランダ菜園のハーブ達・中編


前回はベランダ菜園のきっかけをお話しましたが、とにかくベランダは風通しと日当たりが良く雨が直接当たりづらいので、乾燥を好むハーブにとっては絶好の栽培場所だったりします。
それでは今回はベランダに植えているハーブ達をご紹介していきたいと思います。

◆ローズマリー

こちらはよく使うので2種類育てています。
花が咲いている写真を撮っていなかったので、初めてPhotoshopを使ってローズマリーの絵を描いてみました♪
絵に関してはアナログ水彩派だったのですが、デジタルも意外と楽しいですね。
マジョルカピンクもトスカナブルーも共に立性で上に伸びる為、樹形がコンパクトに収まり少スペースな場所におススメです😉
お料理だと魚料理から肉料理、煮込みやパスタ、はてはピクルスまで使い道が幅広いのでお庭があったら生垣にして育てたいくらい汎用性が広いハーブです♪
沢山あればローズマリーバス等も楽しめそうですね😊

効能
健胃、血行促進、強壮、防腐、またヨーロッパでは若返りのハーブとして古くから老化防止を目的として使われていたという歴史があります。

◆月桂樹(ローリエ)

カレーやシチュー等の煮込みには欠かせない有名なハーブですよね♪
買うと少量しか入っていないので、こちらもベランダで育てることにしました。
月桂樹の葉は乾燥させるとその香りが一層増すので、朝に摘んで日陰で乾燥させて使用します。
古代ギリシャでは勝利者の頭上を飾る冠として使われていたそうです。
確かに彫刻等でもこれを冠した姿をよく目にしますよね😃

効能
葉にシネオール、オイゲノール、ゲランオールを含みリュウマチや神経痛、また防虫効果も期待できます。
古くには伝染病を防ぐ効果もあるとされ、使用された歴史もあります。
(古くには焚くといった使用法がされたそうなので、ちょっと乾燥葉を細かく砕いて茶香炉で焚いてみた事があったのですが、煮込みで使った時とは比べ物にならないくらい強い香りが立ち上りました。)
刺激が強いので、焚くときはお気を付け下さい😅

今回はこの2種類をご紹介させていただきました。
ハーブって1回に沢山使うわけじゃなくて、少量をこまめに欲しいので育てているとかなり便利です🙂
次回は残りの3種類もご紹介したいと思います。
それでは今夜はこのくらいでまたブログやSNSでお会いいたしましょう😉✨